「夜行列車の思い出」

お題「夜行列車の思い出」

小さい頃、夏休みに親の故郷に帰るためによく夜行列車に乗った。
上野駅で、あの青い車体がホームに入ってくる姿にわくわくした。

部屋はいつもB寝台。私は足が臭いので、上のベッドだと足を放り出したときに臭うっつぅんでいつも下のベッドだった笑。

用意してある浴衣の良い匂いとか、二段ベッドのはしごのキシキシする音とか、今でも覚えてる。

 

夜中はずーっと外を見るのが好きだった。
部屋の窓のカーテンにかぶってかか、もしくは通路の補助席で。自分の知らない世界をひたすら走ってるのが不思議だった。夜だからほぼ何にも見えないんだけど、時々聞こえる踏切の音で外の雰囲気を感じ取ってた。(踏切の音が遠ざかってく感じ、良いよね)

だから「おもひでポロポロ」の夜行列車のシーンはぐっとくる。あー同じだぁって。

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で、だいたい青函トンネル入ったあとは退屈になっちゃっていつの間にか寝ちゃってるんだよね。

朝起きれば、あれだけ真っ暗だった世界が真っ白になってる。北海道に到着。目が痛いほどの白さだった。

懐かしい。また乗りたい。