好きなものを増やすのは自分を守ること

ゴールデンカムイの最新刊を読んだ。こんなに面白いものを読めるなんて、自分は幸せ者だ。金カムに出会えて良かった。金カムの記憶だけ頭から消して、ゼロの状態からもう一度読みたい...。

好きなものが多いと、日々の楽しみが増える。単行本発売日までのわくわくとか、好きな俳優の映画を追ったりだとか。 好きなものがあると、自衛になる。それがそのままコーピングになるから。自分で自分をあやすために必要不可欠なのだ。心が折れそうになったとき、ふと「そういえばそろそろあの漫画の単行本でるんじゃないか...?」と調べて結果が間近だと嬉しい。それだけで生きられる。好きなものが多いほど防御力は高まる。

また、好きなものが増えると世界が広がる。これは主に映画の分野において。 ひとつの映画が自分にばしっとハマったりする。すると、そこから主演俳優の他の映画、劇中歌で使われていた音楽、監督の過去作品や、元ネタとなっていた作品など、もう芋づる式に広がっていく。心地よい忙しさ。

コロナで好きな場所へ出かけないから、自分の世界を広げて自由に思考を行き来することは大事な気がする。