矢口史靖の作品が好き。あのピタゴラスイッチのような、なるべくして転がっていくような展開が見ていて気持ち良い。
だから最新作の「ドールハウス」はホラーテイストということでびっくり。長澤まさみも好きだから見たいけど、こわくて見れない...。ていうかなんでホラーなんだ。ホラーで今までの作品のような風味を出せるのか...？
とかなんとか考えていたらウォーターボーイズ欲がむくむくと湧き上がってきたので借りてきた。
あーやっぱりおもしろい。音楽も、夏を感じさせる映像も、キャラクターの心情をむりに説明入れないところも、好き。キャラクターとか本当にリアル。服装も。なんなら持ってた服まである。太田、金沢は友達にいたような気さえしてくる。
DVDの裏面に書いてある文章もよかった。気持ち良いほどに言語化してくれていて。
女性シンクロとは似ても似つかない圧巻のシンクロパフォーマンスは、題材の奇抜さをも突き抜け、その晴れやかな感動で世代・性別を超えて観客を惹きつけた。
公開は2001年。
なんかもっと前から邦画の定番として存在していたような雰囲気がある。「Shall we ダンス?」とか、「シコふんじゃった。」とか、そのあたりと肩を並べている感覚。（どっちも周防正行だ）
ちょっぴり力技な展開がある映画の方が、良い感じに気分転換だったり現実逃避できて良いのかもしれないなーと思った。
そういえば最近は配信映画ばっかり見てるから、DVDの裏面に触れる機会がないなぁ。ウォーターボーイズみたいに「そうそうそうわかるわかるわかる」って良いこと書いてあること多いのにな。
まったく違うあらすじ書いてある映画もなかにはあるけどね。
あれってどんな人が書いてるだろう。
